佐賀の基山のヨガスタジオダンダンで仲間と脳疲労ケア練習会してきた。2025.1.30

脳疲労ケアの仲間達

脳疲労ケアの民間資格を取ったのは2022年9月。もう3年前か。ヨガスタジオダンダンで、講師の三戸田かなこさんに施術の技術を学んだ。同期の鶴田さんと二人で何度も何度も練習会しながら。コロナ禍だったけど100人施術を目標に家族や職場の同僚を中心に友人などにも協力を依頼しながら100人達成!!資格取得後は先に資格を取ったメンバーと一緒に定期的に練習会を行なっている。どうしても自己流になりやすいから。一定の圧と一定のリズムを。といいながら、それぞれの近況報告会のようになってますが、それもまた楽しい。
脳疲労ケアって?

身体の疲れは「脳」の疲れ。そもそも、疲労とはどのようにして起こるのか?通常、呼吸で取り込まれた酸素の数パーセントが「活性酸素」となるといわれてる。抗酸化防御機構によって体内のバランスを保つ。
しかし、ストレスや何らかの要因で活性酸素の大量発生によって「酸化ストレス」状態となり、休みなく働く自律神経の中枢である「視床下部」や「前帯状回」の細胞の錆つき、炎症状態が起こることで、本来の働きが困難となり、眼窩前頭野で疲労感を感じている状態を「脳疲労」と言われている。また、厚生労働省が2009年に疲労研究班を誕生させ、生体アラームの一つとして研究が開始。疲労感を感じても前頭葉から更に〇〇すべきと働き続けている状態を「隠れ疲労」「疲労なき疲労」とよばれ、「慢性疲労症候群(CFS)」へと発展し様々な支障や病気に繋がることが分かってきた。
研究の文献によりCFSの病態として「CFS患者の視床、中脳、橋、海馬、扁桃体、帯状回において神経炎症が存在すること「視床、扁桃体、被殻、橋などでは神経炎症の程度とセロトニン神経活動の低下が有意に相関している」。
cococaraトミーの想い

ストレス反応や自律神経のバランスの崩れから、病気に発展する前の早期介入することの必要性を広めていきたい。さらに、jmfで自律神経についての学びを深めることで、今の状況は結果であり、これまでの経験や怪我生活歴の中にたくさんのヒントがあることがわかった。交感神経系と副交感神経系さらに内臓の自立した神経系を意識してその反応と活動度がどのような状態なのか?想定しながら評価しながら問診しながら一緒に気づきを繰り返して行く。強制することなく、その人らしい人生を応援するために。そして、その人だけでなく、そのご家族単位で健康値があげれるように支援していけると心から嬉しい。
自律神経とは?

24時間休むことなく常に働き、内臓や血管、呼吸など、自分の意志ではコントロールすることができない、脳と体をつなぐ神経のことで交感神経系、副交感神経系、腸神経系から成り立つ。脳の視床下部が中枢となり、交感神経と副交感神経の二重支配で、内臓の機能に関わるシステムで脳と脊椎から末梢の器官に情報を伝える遠心性神経と、末梢の受容器(内臓や皮膚、筋、筋膜、感覚器など)から脳に情報を伝える求心性神経。腸神経系は壁内神経叢によって独自で働くこともわかっている。
簡単にいうと、活動的に動くための交感神経としっかり休み消化を促すための副交感神経が共に働き体を一定の範囲内でコントロールするシステムのこと。これらのバランスが崩れてしまった状態が不調として現れ、様々な病気に繋がり、その総称を自律神経失調症とよばれている。
さいごに

この仲間がいるから相談し合えるし、サポートし合える関係。日用品の選び方や健康食品についてなど、施術以外の情報交換も行えます。また、cococaraサロンは完全予約制で、開けている日にちが少ないため、連続施術が難しい場合や男性セラピストがいいという場合も、安心してご紹介し会える。みんな佐賀県内でそれぞれの得意分野や特色を活かして地域の健康を願う仲間で心強い。得意を活かして、それぞれの強みを伸ばしながらも、これからも基本の練習会は継続していきたい。