【鳥栖】ストレスが与える老化への影響とは?自律神経との関係。


はじめに
老化とストレス。関係あると思いますか?まずは【ストレス】と言う言葉が現代で聞いた事がない人はいないでしょう。現代社会は情報過多、競争激化、人間関係の希薄化など、ストレス要因が溢れています。電話、携帯電話、スマートフォンやパソコン、ゲーム関係など、進化は便利さをもたらす一方で、常にオンラインであることへのプレッシャーもあるかと思います。これらの要因が複雑に絡み合い、現代人のストレスを増大させていると考えられます。そんななかで、どんな事もストレスのせいだと簡単に流してしまう事もありませんか?ストレスとは反応のことであり、刺激のことはストレッサーとよびます。そのストレッサーを理解して、ストレス反応によってどのように老化と結びつくのでしょうか?
ストレスの原因である、ストレッサー種類とは?

- 物理的ストレッサー(寒冷、騒音等)
- 化学的ストレッサー(酸素、薬物,匂い等)
- 生物的ストレッサー(炎症、感染等)
- 心理的社会的ストレッサー(人間関係の葛藤や社会的行動に伴う責任、将来に対する不安等)
自分では気づいてないかもしれないストレッサー刺激に対して,無意識に体がストレス反応をだしている、なんて事もありますよね。また、そのストレッサー(刺激)により起こる反応のことをストレス(反応)と呼びます。
活性酸素とは?
活性酸素(かっせいさんそ、Reactive Oxygen Species, ROS)とは、大気中に含まれる酸素分子が、より反応性の高い化合物に変化したものの総称です。一般的にスーパーオキシドアニオンラジカル、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類とされてます。
活性酸素は、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことです。ヒトを含む哺乳類の場合、取り込んだ酸素の数%が活性酸素になるといわれています。白血球から作られる活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能としての働きがあり、私たちの身体の働きを正常に保つうえでも不可欠な役割を担っています。
一方で、活性酸素には強い酸化作用があります。細胞内の酵素で分解しきれない余分な活性酸素は、癌や生活習慣病、老化など、さまざまな病気の原因であるといわれています。また、喫煙による活性酸素の増加が、細胞を傷つけ癌を増加させるのみでなく、ビタミンCの破壊を促進し、シミ、くすみなどの原因を増加させてしまうことが知られています。記載したように、活性酸素の増加、すなわちストレス反応が盛んに起きることで老化が進行する事が結びつくかと思われます。
(Wikipedia参考)
活性酸素によって起こる、酸化ストレスとは?
酸化ストレスとは、「酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用」のことで、活性酸素と抗酸化システム(抗酸化物質)、抗酸化酵素とのバランスとして定義されています。ここでいう「酸化」とは、何らかの分子に酸素原子が結合することです。呼吸をすることでこの酸素を取り入れ、食品を食べることにより糖質、脂質、たんぱく質などの栄養素をからだの中に取り込んでいます。取り込んだ栄養素から、私たちのからだの働きの元であるエネルギーをつくるためには、栄養素を燃やすこと、すなわち”酸化“が必要なのです。
一方で、酸化は体の中の全体で起こっているため、酸化によって細胞が傷つけられることがあります。これが酸化ストレスです。要するに、エネルギーを作るまでには酸化することは必須なんだけど、過剰な酸化の作用増加が細胞を傷つけてしまう事がわかります。
抗酸化作用とは?
上記した酸化ストレスに抗する作用が体には必要で、そのために各組織には抗酸化酵素と呼ばれる、活性酸素・フリーラジカルを消去あるいは除去する酵素が存在する。その抗酸化酵素として、カタラーゼ、スーパーオキシドディスムターゼ、ペルオキシターゼ、など、活性酸素を無害化する酵素があります。活性酸素の増加が加齢や病気の原因につながる可能性と、加齢により抗酸化能力の低下で悪循環となることは推定できます。そこで、食事など経口吸収や肌や粘膜から経皮吸収から抗酸化作用のあるものを体内に入れていくこと、ストレッサーの原因に対して対応する、睡眠の質を高める、など生活全体をトータルサポートしていくことが自分でできる好循環となることは納得できるのではないでしょうか?
食事・生活習慣:活性酸素とストレスをコントロール

抗酸化作用の高い食品を意識して取り入れる
抗酸化物質は野菜、果物、穀物、卵、肉、マメ、木の実などの食品に多量に含まれていて、また、ビタミンC.ビタミンE、ビタミンA,ベーターカロチン、グルタチオンなどの物質は生体内で抗酸化作用を有することが知られています。ただリコペンやビタミンCのようないくつかの抗酸化物質は長期貯蔵または長時間の調理によって分解するものがあるといわれます。一方、全粒小麦や茶などに含まれるポリフェノール系抗酸化物質は安定しているともいわれています。また、野菜に含まれる数種のカロテノイド類のように抗酸化物質を増加させることもできるため調理や加工による影響もあるようです。多忙な現代においては、バランスの良い食事と必要な安全に作られている、サプリや補助食品も必要となってきています。
注意したい食事や生活

酸化した油、肝臓で解毒が必要な添加物、指定成分などの合成化学物質を含む日用品などを高頻度、そして大量に使用し続ける事を避けていきたいところです。
あと欠かせないのは、質の高い睡眠のための習慣です。いくらいいものを食べて、日用品も使っても、不眠があれば疲労につながり、酸化ストレスは改善されません。
また、過度な運動も活性酸素を増やしますが、適度な運動は必須となります。それらのトータルケアが、生活習慣改善で自律神経を整えることにつながります。
食事の内容もだけど、取る時間帯や、食べ方にも注意が必要?
まず今の食生活を振り返ってみる。実際何をいつ誰とどこでどのように食べているのか?食事以外にも口にするものは?嗜好品は?その頻度は?
質問です。
朝ごはん食べますか?何を食べますか?
昼ごはん食べますか?何を食べますか?
夜ごはん食べますか?何を食べますか?
そして何時に寝ますか?
間食しますか?何を食べますか?
咀嚼はできてますか?
まず、これらの質問にスラスラ答えられますか?体に入れるものを、把握してますか?ここに大きなヒントがあるんです。今を把握して次のステップアップを応援させていただきます。
自律神経整体で酸化ストレスにアプローチ

自律神経整体とは?
自律神経に着目して、あなたのこころとからだの状態、症状をしっかりと評価し、施術させていただきます。ここで問診に時間をかけさせてもらってます。この中で食事のことにも触れてきます。そして、睡眠や運動や仕事などの作業についても伺います。自律神経測定器と問診の中の症状から、交感神経と副交感神経の活動度のバランスを予測していきます。必要な施術と運動指導生活指導を行いながら、あなたの生活に基づいた方法で、本来のあなたを応援します。具体的な施術内容はこちらをご覧ください。
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施術コース,料金のページをご参照ください。
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(注意:個人の感想です)
さいごに
ストレスの一言で言っても、大元の原因のストレッサーによっても対応がさまざま多岐にわたります。また、それを感じる感覚受容器にエラーがある事で小さな刺激に大きな反応をしてしまう事も。動かない事も、動きすぎも、考えない事も、考えすぎも全てにおいて、白か黒、0か100という思考の癖を少しずつ違う捉え方をすると意外と楽になることもあります。1人で悩まずまずは話をするだけでも、随分楽になられる事が多いです。ついでに体の評価や施術をうけて、好循環をスタートしてみませんか?
