目次
1.はじめに
2.頭痛とは?
3.頭痛の分類
5.おわりに
4.原因と対応方法
1.はじめに
季節が暑い夏から徐々に涼しくなってきました。気温の変化で体がだるい、夏の疲労感が秋口に出できた方が増えてきています。あたまがいたい!そんな症状がでていませんか?ズキズキした痛みなのか?場所はどのあたりか?どんな時にでるのか?色々紐解いていきましょう。
2.頭痛とは?
頭痛とは?
頭痛(英語:headache、cephalalgia)とは頭部の一部あるいは全体の痛みの総称です。 後頭部と首(後頸部)の境界、眼の奥の痛みも頭痛として扱います。 頭痛は、熱や腹痛と同様に症状の名称ですが、慢性的に頭痛発作を繰り返す場合には病名として扱い「頭痛症」とします。
(日本頭痛学会のホームページ引用)
https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html
3.頭痛の分類
頭痛の分類
国際頭痛分類第3版の大分類(2018年)では大きく3つに分けられます。
↓
I 一次性頭痛
1.片頭痛
2.緊張型頭痛
3.三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)
4.その他の一次性頭痛疾患
II 二次性頭痛
(病気や怪我による症状として出た頭痛)
III 有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛およびその他の頭痛
とにかく『頭が痛い』だけでも原因で、対応が変わってきます。簡単に痛み止めを内服するだけでは根本的な治療とはいえません。まずは原因を、探るためにも、以下に当てはまる場合は、すぐに受診することをお勧めいたします。
今回は、
病院の検査で別の疾患が無いと主治医が判断した場合について、以下取り上げていきます。
必ず不調がある場合、自己判断ではなく、機能的な問題がないか、まずは受診、検査をしてからのご来店をお勧めしています。
↑
❶片頭痛とは?
日常に支障をきたす頭痛。脈に合わせてズキンズキンと、拍動するような強い痛み。血管の拡張が要因でおこります。
緊張型頭痛とは?
原発性の中では最も多い頭痛で、圧迫感、締め付け感を伴う頭痛です。
非拍動性の頭痛で、反復性、慢性などに分類されます。
まとめると、片頭痛は急激に血管の拡張がおこり、ズキンズキンとした痛みで、緊張型の頭痛は逆に血管が収縮して筋肉が硬くなりぎゅーっと締め付けられるような痛みが特徴です。なので、寒いところから暖かいところへ移動した時など、血流が滞った状態が続き急激に血流が流れ出すと前者のような状況や脱力感があり、やる気が起きない状況のダラーっとした時もら片頭痛が起きやすいように感じます。
逆に緊張したりストレス反応で交感神経系の活動が強くなる、急激に寒くなる、力が抜けない、仕事中やイライラしたとき、決まった場所や人の所で出る頭痛は緊張型が多いのではないでしょうか?
これもわたしの考えであり、判断や診断はできかねますが。
とにかく、痛みは生体アラームの一つで、心と体の悲鳴の声。助けて!休んで!もしくは栄養や睡眠や運動姿勢などの生活を見直して!サインかもしれませんね。
4.原因と対応策
まずは原因について。
ネットに調べると下のような原因の記載がありました。
ストレス?
肩こり?
食べ物?
タバコ?
アルコール?
脱水?
などなど。
全ては無意識で脳からコントロールされている自律神経の影響を受ける、血流や筋肉の状態で、結果として頭痛という症状が出ているのではないでしょうか?
その脳からの指令ですが、大元は求心性の情報が脳に行き、その情報をもとに下行性の反応を出しているので、時系列での状態の把握が必要になってきます。
その要因は生活の中に答えがあり、自分自身が無意識にしている習慣に答えがあります。
これまでの生い立ち、怪我や病気の既往、出産の有無、心の病気の有無、その他の症状。
さらに、睡眠、運動、栄養や水分摂取状況。考え方の癖。学んできたこと。
そして現在の作業、仕事、学業、家事、育児、環境、、、
〇〇すぎていることがあるのか?どうか。
また、上記のネット上の原因は全てストレス反応によるものが多いですが、交感神経の活動度だけでは説明し難いことも、多く出てきます。
片頭痛の場合は血管の拡張による拍動性によるもので、交感神経の活動度のみではなく、副交感神経の活動度と、その両方のバランスが影響を与えていることがわかります。
5.おわりに
頭痛とは、一つのサインであり、お薬で症状だけを止めても繰り返す場合は、原因が解消されていない事になります。
一時的にお薬で症状改善する生活から根本的な改善を希望される場合は、信頼できる情報を得て、行動するしかありません。
また、答えはSNSやネットではなく、自分の中にあるので、自分との会話をしてみませんか?頑張るあなたを応援したい。
そして、あなたの大切な人との大切な時間を心から楽しめることを応援します。
cococara彌永登美江