「学校に行かない」という選択の奥にあるもの。自律神経の視点と、安心して涙を流せる“第三の居場所”

はじめに
こんにちは!とみーです。
日々、子育てやお仕事、そしてご自身の心と体のケア、本当にお疲れ様です。毎日いろんなことがありますよね。「笑う門には福来る」――私の大好きなこの言葉を胸に、今日も目の前の一日、そして素敵なご縁に感謝しながら過ごしています。
先日、福岡県篠栗町にある「子ども第三の居場所 フリースペース SHIN」さんで開催された初めての講座に参加させていただきました。
運営されている「NPO法人 地域コミュニティセンターこころん」のよしみさん、あきさん、そしてご一緒させていただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。
そこは、一歩足を踏み入れた瞬間に、張り詰めていた肩の力がふっと抜けるような、本当に素敵な、優しい空気が流れる空間でした。
たくさんの気づきと、溢れるほどの温かい涙に包まれたあの時間を振り返りながら、今、子育ての中で葛藤を抱えているお母さん、そして「学校に行かない」という選択と向き合っているご家族へ届くよう、私の言葉で大切な想いを綴りたいと思います。
「学校に行きたくない」の裏に隠された、言葉にできない身体のサイン

「学校に行かない」
その言葉を子どもから聞いたとき、またはその姿を目の当たりにしたとき、お母さんの胸の奥にはどんな感情が押し寄せてくるでしょうか。
不安、焦り、悲しみ、怒り、「私の育て方が悪かったのかな」という自分を責める気持ち……。きっと、言葉では言い表せないほどの嵐のような感情が渦巻くと思います。
何度も。何度も。本当に何度も、夜も眠れないくらいに考えて、悩んで、葛藤して。
その果てに「学校に行かない(行かないことを受け入れる)」という決断をすることは、決して逃げでも諦めでもありません。それは、子どもにとっても、それを見守る周りのご家族にとっても、ものすごくエネルギーのいる「勇気ある一つの選択」です。
周りの目や、これからの将来のことを考えると、立ち止まることは本当に怖いですよね。でも、周囲に合わせることよりも、まずは「目の前のこの子の命と心を守る」という道を選んだ。その選択の裏側にあるご家族の深い愛情と、一歩を踏み出す勇気を、私は何よりもまず、丸ごと肯定したいと思うのです。

気持ちの問題じゃない?自律神経の視点から見る「言葉にできない身体のSOS」

子どもが学校に行けなくなるとき、 「発達の特性や、その子が生まれ持った気質(HSCなど)が関係しているのかな?」 と考えることも多いかもしれません。
もちろん、それらがきっかけの一つになることはあります。しかし、専門的な「自律神経の視点」からアプローチしてみると、それだけでは説明がつかない、言葉にできない不調が身体の中に隠れていることが本当に多々あります。
例えば、子どもたちがこんなサインを出していませんか?
- ✔ 朝、どうしても起きられない
- ✔ 頭が痛い、お腹が痛いと頻繁に訴える
- ✔ 急に涙が出たり、不安感を強く訴えたりする
- ✔ ささいなことでイライラして怒りっぽくなる
- ✔ いつもだるそうで、疲れやすい
- ✔ 起立性調節障害と診断された、またはその兆候がある
これらの症状を見ていると、大人はつい「気持ちがたるんでいるからじゃない?」「学校に行きたくないから言い訳しているの?」と思ってしまうことがあるかもしれません。
ですが、これは断じて「気持ちの問題」でも「怠け」でもありません。
私たちの身体は、ストレスや緊張が限界を超えると、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが大きく崩れてしまいます。車に例えるなら、ブレーキを踏みっぱなしなのにアクセルを全力で踏んでいるような、あるいは完全にエネルギー切れでエンジンがかからないような状態です。
こうなると、本人が「学校に行かなきゃ」「頑張らなきゃ」と頭でどれだけ思っていても、身体が物理的に動かなくなってしまうのです。
そして、この状態は「ただ家でゴロゴロしてリラックスするだけ」では、なかなか改善しないケースもたくさんあります。身体の緊張(こわばり)や神経系の過緊張が、根深く残ってしまっているからです。子ども自身の「言葉にできない苦しさ」の正体は、実はこの『神経系の悲鳴』であることも少なくありません。
「今、どんな気持ち?」を丸ごと肯定して受け止める場所の圧倒的な安心感

「学校に行きたくない」
その言葉の奥底には、子ども自身もまだ幼くて、あるいは混乱していて、上手く言葉に翻訳できない複雑な感情が隠れています。
だからこそ、周囲の私たちができる一番大切なことは、 「今、どんな気持ち?」 を、何のジャッジ(評価や否定)もなしに、安心して話せる環境を作ってあげることです。
子どもが「しんどい」「生きたくない」「何もしたくない」とネガティブな感情を口にしたとき、親としては不安のあまり「そんなこと言わないの!」「前を向かなきゃ!」と、つい言葉を遮ってしまいそうになりますよね。
けれど、自分の内側にあるドロドロした気持ちや、情けないと思う気持ちを、そのまま言葉にできること自体、実はものすごく素晴らしいことなんです。
そして、その勇気を出して紡いだ言葉を、 「そうなんだね」 「そっか、それだけ苦しかったんだね」 と、否定されずにそのまま受け止めてもらえる場所があること。
これこそが、傷ついた子どもたちの心をエネルギーで満たし、自律神経を「安心・安全モード」へと導く、何よりの特効薬になります。
親子だけで抱え込まないで。家庭でも学校でもない「第三の居場所」が必要な理由

お母さんだって一人の人間です。 毎日毎日、正解の見えない子育てと向き合い、悩み、戦っています。
特に子どもが学校に行かない時期は、家の中に重い空気が停滞しがちになり、お母さんも逃げ場がなくなってしまいます。「私がなんとかしなきゃ」と思えば思うほど、視野が狭くなり、親子で一緒に共倒れしてしまうことだってあります。
だから、声を大にして言いたいです。 親子だけで解決しようとしなくて、大丈夫ですよ。
世の中には、学校でも、いつもの家庭でもない、ただそこにいるだけで心がホッとする「第三の居場所」というものが存在します。
今回私が伺ったフリースペース「SHIN」さんは、まさにそのお手本のような場所でした。 子どもたちにとっては、何をしても、何もしなくても、そのままの自分でいていい安全基地。 親御さんにとっては、肩書きを外して、張り詰めた心の糸をゆるめ、ふっと弱音を吐き出せる場所。
「ここに来れば、誰かが私とこの子の味方でいてくれる」
そんな風に思える場所が一つあるだけで、子どもにとっても親にとっても、どれほど大きな救いになり、心の支えになるか。それを肌で、心で、強く感じた一日でした。
日々是好日――暗闇の中にいても大丈夫。すべてのご縁と経験はいつか光になる

今回の講座は、参加者の皆さんのこれまでの歩み、心の中に秘めていた貴重なご経験や想いがたくさん溢れ出る、本当に「涙涙の時間」となりました。
他の方のお話を聞きながら涙し、自分の想いを話しながら涙する。 涙を流すということは、心のデトックスであり、溜め込んできた神経の緊張が解放されている証拠でもあります。
今、不登校の渦中にいるときは、真っ暗なトンネルの中にいるようで、出口なんて一生見つからないように思えるかもしれません。
でも、大丈夫です。ゆっくりでいい。答えは今すぐに見えなくてもいいんです。
いつかきっと、時が経ったときに、 「あの時、あんなに悩んだ経験があったからこそ、今の私たちがあるよね」 「あの経験にも、ちゃんと意味があったんだね」 と思える日が、絶対にやってきます。
そう信じながら、 「今日という、この何気ない一日を大切に感じていたい」 と、私自身も参加者の皆さんから大きな学びをいただきました。
お母さんたちが悩みながら紡いできた経験のストーリーは、いつか必ず、今まさに同じように暗闇で立ち尽くしている誰かの心を照らす「光」や「助け」になります。
こうして縁が繋がり、優しさの循環が生まれていく。 そんな温かい想いを胸に、これからも活動していきたいなと改めて思いました。
どんなお母さんも、みんな一生懸命。毎日悩みながら、我が子と全力で向き合っています。それだけで、もう100点満点なんです。
【日々是好日(にちにちこれこうじつ)】
どんな天気の日があっても、どんなに苦しい日があっても、今日という日は二度とない、かけがえのない素晴らしい一日。この言葉の中に、とても深い、愛おしい思いを込めて。
今日の素晴らしい出会いに、心から感謝いたします。
もし、今少し心が疲れてしまっている方、お話を聞いてほしいなという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、篠栗町の「SHIN」さんを訪れてみてください。
温かい空気と、美味しいコーヒー、そしてとびきりの笑顔が、あなたを優しく迎えてくれますよ♡
今日の出会いに、たくさんの感謝を込めて。 ありがとうございました。
ご紹介コーナー
とても素敵なスタッフ様と環境です。今のお悩みを家族以外の誰か共感してほしい。そんなときにご利用ください。無料でご利用できます。
子ども第三の居場所 フリースペース SHIN
- 運営: NPO法人 地域コミュニティセンターこころん
- 住所: 〒811-2413 福岡県糟屋郡篠栗町尾仲2丁目14番22号
- TEL: 090-9497-3115
- Instagram: @cocoron.sasaguri


